2014年12月25日木曜日

対戦って何?

対戦て何でしょう.大辞林によると,
敵味方が互いに戦うこと。
だそうです.さらに,戦いの結果まで視野に入れると,私見ですが,
2者が相互作用して勝敗を決すること
みたいに解釈できそうです.というわけで,対戦を考えようとすると,
対戦の結果であるところの,勝敗とは何か?
という問題に行き着きます.

で,考えてみると, 勝敗ってルールが無いと決まりませんね.例えば,柔道の捨て身技は,相撲では相手が飛ぶ前に負けです(ほんとかな?).(まあまあ,それはさておき)ようするに,勝敗=ルール,といっても過言ではない?

以上の考えを数理格闘学に導入してみます.

すると,平衡維持体どうしの「対戦」を考えるためには,それらの状態と勝敗を対応づけるルールが必要になります.

例えば,こんなのを論文では考えました.

 


結局,数理格闘学を考えようとすると,数理といいつつ,極めて人間臭いのが当たり前というか.ゲーム理論もそんな感じですよね「利得」あたりが. 

ちなみに,紹介記事では,
Here’s how mathematicians might define the sport of wrestling. A system composed of two mechanical agents coupled via mechanical actions such as contact and collision. The aim of the contest is for one agent to floor the other while maintaining its own balance. The rest is just show business.
みたいに書かれてて.最初ショービズかよ! って思ったけど,ある意味そこまで読み込んでくれたかと.変に納得しつつある今日このごろです.でも論文には書けないね :P

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